ネット: 2006年10月

Flash Lite 2.0を使ったムービー制作のTipsなどを聞いてきました。


講師:株式会社ニューロマジック 石川修一さん
   著書・Flash制作工房


◆Flash Lite 2.0の新機能
 Flash7とほぼ同じ。ActionScript2で作れる。
 端末にデータ保存できる。
 4方向のキー操作が可能。
 外部jpgやxmlが読める。
 圧縮SWFで作れる。

◆Flash Lite 2.0対応機種
 au W43、W45T、W42SAなど
 Softbank 910SH、810、910T、810Tなど
 Docomo まだ無い

◆コンテンツをつくるには
 Flash Professional 8 と
 Flash Lite2のアップデートが必要
 http://www.adobe.com/jp/devnet/devices/development_kits.html

 パブリッシュの設定を Flash Lite2に
 デバイスの設定をする。無い場合は
 C:\Program Files\Macromedia\Flash 8\ja\Configuration\Mobile\Devices
 に設定ファイルを追加する

◆制限
 データ容量の制限
   au 100kb、softbank 150kbまで
 ワークメモリの制限
   だいたい2〜3MB(端末により違う)
 外部ファイル読み込み制限
   ユーザーアクション時に1ファイルのみ
   XMLは通常、SWFと同じサーバー

◆利用できる機能をしらべる
 KDDI Flash Lite 2.0 リリースノート
 http://www.adobe.com/jp/devnet/devices/flash_lite2_releasenote.html

 System.capabilitiesで調べる
 fscommand2 コマンドで調べる

◆最適化のポイント
 フレームレートを計測する

 描画の最適化
  ・ステージサイズが端末と合っているか
  ・小さいベクターはビットマップに
  ・透明度は極力使わない、まして透明でトゥイーンはしない
  ・透過PNGの透明部分を小さく
  ・ベクターのカーブをへらす、円、楕円も減らす
  ・シェイプの最適化コマンドをつかってみる
  ・ビットマップはきちんと減色する
  ・日本語フォントは複雑なシェイプなので減らす
  ・複数行のダイナミックテキストを減らす
  ・トゥイーンは同時に1つだけにする
  ・プレビュー画面、右クリックメニューの
   再描画領域の描画をみてみる
  ・ビットマップは回転させない
  ・再生品質 _quality を変えてみる

 スクリプトの最適化
  ・ローカル変数を使い、グローバル変数はさける
  ・匿名関数はさける
  ・ループは重いので、数回ならループを展開する
  ・Math関数、小数計算はさける
  ・パターンのある数値なら配列などに入れとく
  ・XMLのパースは重いので、txtにしてloadvarsする
  ・オブジェクトの表示を隠すときは _visibleでやる
  ・gotoAndPlayでジャンプする途中のフレームは無視されない。
   フレーム数を少なくするか、別ファイルにする。


■感想
 Flash Lite1.1で作ったことがあるが、
 たくさんの画像や音を使おうとすると100KB制限に引っかかる。
 それが改善されていないのが、残念。
 AS2.0で記述できるのはとてもうれしい。
 ただ、やっぱり端末ごとに細かく仕様がちがうから
 全機種対応しようとすると、個別チューニングが必要かも。

 パケット定額で、ストリーミングしながら
 Flashコンテンツが視聴できる環境に、早くならないかなぁ。

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